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2007年04月05日

参 PART.3 plus!

火星探検機ゼロX号とは?

 バンダイ・ホビーセンターの倉庫から40年ぶりに発見された電動プラモ「ゼロX号」は、1967年(昭和42年)7月15日に日本公開された劇場版『サンダーバード』に登場したゲストメカニックのプラモだ。そもそもゼロX号の設定とは、イギリス政府が人類初の火星探検を目指し、科学と技術の粋を結集させて建造した分離有翼を装備した推定全長約350mもの大型火星探検ロケット機である。約300mの前部1号翼と後部2号翼を装着して水平滑走離陸して、高成層圏で1号2号翼と先端部の耐熱ノーズコーン・カプセルを分離。火星地表に着陸する先頭部の探検車MEVと往復燃料を搭載した主胴体ロケット部で地球〜火星を6週間で飛行、往復約13週間で飛行する宇宙ロケット航空機だ。
 TV『サンダーバード』の設定時代は企画時に2066年であったが、米国NASAの月到着陸計画が予想より早まったため、TV放送時に40年早い「2026年」に変更された。だが1999年の版権移動時に設定年代を「2066年」に戻している。ちなみに2001年英国出版(04年に日本出版)された「スーパーマリオネーション&サンダーバードクロスセクション」によれば、ゼロX号は太陽系惑星探査宇宙船となり、その全長は1190フィート=362.71mで、翼長は780フィート=237.74mという、公式な英国設定が発表となっている。
 映画『サンダーバード』で2065年に出発したゼロX号1番機は、1号翼内部に潜入したにスパイのフッドの妨害工作で大西洋に墜落。国際救助隊の護衛を得て2067年6月に離陸出発したゼロX号2番機は、火星探検中に火星怪獣“ガンジャ”の攻撃に襲われて緊急脱出した。その2番機は9月2日の地球大気圏内再突入時に2号翼とのドッキングに失敗、5人の乗組員は国際救助隊の活躍で無事脱出したものの、米国の東海岸の田舎町クレイグスビルに墜落したじつに不幸続きの火星探検ロケット機であった。ちなみにこのゼロX号探検車は、映画『サンダーバード』と同時並行制作されていた『キャプテンスカーレット』の第1話冒頭で、ブラック大尉らが恐怖の余りにミステロン基地を攻撃してしまう火星探査車輌として登場している。

月刊電撃ホビーマガジン3月号(メディアワークス発行)
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投稿者 TOYSWORKS : 2007年04月05日 15:43

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